御寺院様より修復依頼を賜わっております阿弥陀如来座像です。
台座の蓮弁が欠落してたので蓮弁部分を作り直しました。
洗浄、木地直し完了後、漆塗、金箔押、彩色と工程を進めまもなく修復完了いたします。
こちらは、ご寺院様からの依頼で修復に取り掛かっております阿弥陀如来像です。
少し珍しい逆手印の阿弥陀如来像であります。
これは、鎌倉時代から室町時代にかけて流行したようで、有名な寺院にも安置されているものがございます。
大火によって傷ついた阿弥陀如来像を江戸時代大修復をなされていることが胎内に記されておりました。
その後、明治時代と昭和の終わり頃にも手を加えられておりましたが、今回、大修復をする運びとなりました。
次回は修復の途中をお伝えします。
真言宗の御寺院様でつかわれる大壇
修復の御用命を賜り完成、納品してまいりました。
お檀家様も納品・組立をじっと見守ってくださいました。
おかげさまで無事御納入することができました。
ありがとうございました。
合掌
昨年12月に御納入させて頂いた真宗大谷派の御寺院様。
御本堂老朽化により新築立替に伴い仏具の新調、修復のご用命を
たまわりました。
住職様、坊守様、総代様、役員様、信徒と皆さん大変お世話になりました。
御寺院様からの依頼で 宮毘羅大将像 を修復いたしました。
宮毘羅大将は薬師如来十二神将の筆頭で水運の仏様(神様)でもあります。
また、 亥年 の守護神でもあります。
本地仏は弥勒菩薩。
丁寧に解体木地直しを行い、
極彩色にて修復いたしました。
北陸地方の禅宗の寺院様からの依頼で
須弥壇などのお仏具の修復を賜りました。
職人さんたちと引き取りに行ったのですが・・・
このお寺の須弥壇は欅製の古いものですが、
釘などで固定されており解体に時間を要しました。
本堂を建て替えられるので修復して御納入させて頂くのは
来年の夏頃となります。
じっくり時間をかけて修復いたします。
方丈様お世話になり 有難うございました。
合掌